長崎くんちの舞台である諏訪神社は、長崎市の上西山町にあります。
長崎くんちは10月に行われる秋の大祭で、龍踊りなど長崎らしい出し物でご存知の方も多いのではないでしょうか?
https://www.osuwasan.jp/
12月某日、師走とは思えない暖かさの日に参拝してきました!
諏訪神社ってどんな神社?
諏訪神社は、鎮西大社と称えられる長崎の総氏神様です。
諏訪神社には、以下の三社がまつられ、厄除け・縁結び・海上守護の神社とされています。
- 諏訪大神・・・武運・厄除けの神
- 森崎大神・・・万物創生
- 住吉大神・・・海上安全・大量満足の神
総氏神様と言われるだけあって、私たちの願いの多くは、諏訪神社にお願いすることができますね。
長崎市内を一望できる高台に鎮座する諏訪神社。
神様を背に長崎市内を見渡すと気持ちが浄化される感じです。
諏訪神社の魅力は?
初詣
正月三が日で約20万人が初詣におとずれる諏訪神社。
年末には、大しめ縄が新調されます。
大しめ縄は、約600キロのワラを、直径最大3.5m、長さ約8mのしめ縄に仕上げます。
長崎くんち
いつあるの?
長崎くんちは、10月7日、8日、9日に行われる日本三大祭の一つです。
国の重要無形民俗文化財に指定されています。
特徴として、日本古来の神社には珍しく、国際色豊かな奉納踊があることが、挙げられます。
出島での貿易など長崎の歴史を感じることができます。
演目
長崎くんちの演目は、踊町(とされている諏訪神社周辺の町ごとに決まっています。
踊町は、長崎市内に58か所あり、全町が7つの組に分かれており、踊りを奉納します。
その当番は7年に1回、めぐってきます。
演目には、龍踊、鯨の潮吹き、コッコデショ、傘鉾などがあります。
観覧方法
じっくり観る
諏訪神社
熱烈なファンが多い長崎くんち。
桝席や立見席などの有料観覧席と無料観覧席があります。
- さじき席・・・S席(1桝4人掛け)36,000円、A席(1桝4人掛け)30,000円、B席(1桝4人掛け)24,000円、C席(1桝4人掛け)18,000円、立見席(1人)1,500円
- 長坂・・・踊場正面の長坂が無料観覧席として開放されます。※事前応募が必要で抽選となり、長坂整理券が必要です。
お旅所
長崎市元船町に、お神輿が鎮座する仮宮が設けられます。
周辺に多くの露店が並び、お祭りらしさを味わえるエリアです。
八坂神社
長崎市鍛冶屋町にあり、長崎市民から「ぎおんさん」と呼ばれています。
踊り場と観覧席が近く、迫力満点です。
ローカルな旅情を味わいたいならこちらへ。
中央公園くんち観覧場
長崎市賑町にある観覧場で、至近距離で演し物を見ることができます。
まちなかで観る
長崎くんちの期間中、長崎市内の事業所や官公庁、民家などをまわり、踊りを呈上します。
呈上した際に配られる呈上札。踊町ごとにデザインされており、センスが際立ちます。
福をおすそ分けし、お祝いするという趣旨があります。
庭先周りマップが配布されます。
まとめ
なんでもない日の諏訪神社。
長崎くんちなど、賑わいを見せる諏訪神社も活力を感じられ、エネルギーをもらえますが、なんでもない日に見せる諏訪神社も神社ならではの澄んだ空気を感じることができました。
長崎市街が見渡せる高台にある諏訪神社だけあって、階段が多くて運動不足の私には、ちょいキツでした。(ちょいではないです・・・)
12月の晴れた日がちょうどよい感じでした。
ぜひ、皆さんもお祭りの日、なんでもない日に訪れてはいかがでしょうか?
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